医療技術はあなどれない|放射線治療が効果的

先生

あなたの肝臓は健康ですか

医者

手術以外の治療方法とは

肝臓がんには大きく分けて2つの種類があります。1つは原発性といって、はじめから肝臓にできるがんです。もう1つは、他の部位のがんが肝臓にできるもので、治療を行っても再発するリスクが高いがんの1つです。また最もスタンダードな手術方法である手術は、がんが小さく、肝臓機能が良好な場合でないと、うまく行かないこともあります。ただし、最近では手術以外にも様々な治療が行われるようになっています。たとえばラジオ波による焼灼方法などは、肝臓がんの細胞に直接針を刺して、がん細胞を焼いてしまう治療方法です。腹部切開をしないので、体への負担が軽減されます。また肝動脈塞栓療法という方法もあります。これは肝臓がんにカテーテルで薬液を注入し、血流を止めてがん細胞を死滅させる方法です。この場合肝臓そのものへは、別の経路で血液が送られます。

がんになる前に防ぎたい

また原発性肝臓がんの場合は、肝炎や肝硬変を経て発症することが多いので、前段階である肝炎や肝硬変を、きちんと治療するようにしてください。特にむくみや倦怠感、さらに黄疸などが見られる場合は、肝炎ウイルスに感染していないかどうかを、検査してもらうようにしましょう。この検査は、消化器科を受診してやってもらうのがお勧めです。それから肝臓がんのみならず、がんそのものを防ぐため、生活習慣や食事を改めるようにしましょう。喫煙や過度の飲酒、塩分や脂肪分の多い食事は避けるようにして、ビタミンや食物繊維を積極的に摂るようにしましょう。それから、肝臓がんの予防には適量のコーヒーがいいといわれています。はっきりしたことはまだ不明ですが、コーヒーに含まれる抗炎症、抗酸化の作用が功を奏するという説もあります。